足回りはワイドリムのフルクラム レーシングクワトロLGに、ミシュラン プロ4エンデュランス(700×25c)

何もトラブルなくよく走ってくれました。

クッション性良く、かと言って重くならず、特にコーナリングや下りでの安定感は抜群。
ワイドリム&25mm幅のおかげだと思います。


250km走り切って脚は完全に売り切れましたが、身体の疲れはそれほどありませんでした。

(翌朝も6時前に起きて10kmほどジョギングしました)

クロモリフレームの適度なしなやかさとカーボンフォークによる細かい振動の吸収が
疲労を軽減してくれたのだと思います。




このレポートの時点でまだ2日しか経っていませんが、早くも次回はどこへ行こうかと考え中・・・
今度は軽井沢を直進して、佐久から和田峠を越えて諏訪まで中山道を辿ってみるのも面白そう・・・


その時はグランフォンド第3弾としてレポートいたします!

そしてようやく到着!
どうでもよくなったタイムトライアルの結果は1時間2分でした。

草津白根山の噴火警戒レベル引き上げにより、付近の駐停車は禁止。
係員が何かを計測してたり、監視車が巡回していたりと、なにやら物々しい雰囲気なので
取りあえずこの記念写真だけ撮影して、渋峠に向けてラストスパート!(気持ちだけは・・・笑)

ここから渋峠はそんなに遠くはなかったと思っていたのですが、
完全に売り切れたこの状態ではなんと遠いことか!
距離にして3、4kmのはずがその2倍にも3倍にも感じました。


そしてついに到着!
日本国道最高地点 標高2172mの渋峠です。

5月18日(水)、3時15分、まだ日の出前、暗闇の上野をスタートしました。

熊谷までは荒川サイクリングロードを利用して、3時間ほどで到着。
ここから国道17号(途中一部県道)で高崎まで北上。

平日の通勤時間帯とも重なり、深谷あたりから交通量も増え、大型車も多く神経を使います。
ただ、ここまでずっと向かい風だったので大型車のスリップストリームは有り難くもあり・・・でした。

そして2時間ほど(出発から5時間)で高崎に到着。

下り始めてすぐ、建物に県境がある渋峠ホテルで記念撮影をし、
まだまだ上りは続きます・・・
松井田妙義IC近くで道路工事による片側交互通行があり、ここで5分以上足止め。
その間に妙義山を撮ってみました。
程なくして横川駅に到着。峠を前におぎのやで腹ごしらえです。

今回の行程、時間的にあまり余裕がないので時間短縮のためコンビニには極力寄らないようにして、
休憩も必要最低限にとどめて、ここまでも携帯した補給食だけで走ってきましたが、
ここにはあらかじめ寄ることを決めていました。

横川と言えば「峠の釜めし」が有名ですが、一説によるとここ横川駅、”駅そばの発祥の地”らしいのです。

そう言われたら食べるしかない!

9時30分開店で、到着したのは9時40分。しかしまだお湯が沸いていないらしく
「あと10分ほどお待ちください」・・・
貴重な10分ですが、ここまで来てあきらめるわけにいかないので待つことに。

天ぷらとたまごが入った「天玉そば」を2分ほどで完食!

特にどうという事はない”駅そば”ですが、アプト式、さらにその前から、峠を越える前に
乗客たちはここでそばを食べていたのかと思うと、何か感慨深いものがありました(笑)
GRANFONDO by 「HOLKS グランフォンド」
第2弾


走行距離252km、獲得標高3300m
(上野~高崎~横川~碓氷峠~軽井沢~草津~渋峠~湯田中)
記念撮影もそこそこに、帰りの電車の時間も迫っていたので、ウィンドブレーカーを羽織って20kmのダウンヒル。
50分ほどかかって軽井沢に到着です。

ここまで約160km。かなり脚を使いましたが、ここからが本番”超級カテゴリー”です。

中軽井沢駅前から国道146号(日本ロマンチック街道)に右折、
まずは峰の茶屋までの10kmの上りです。


過去に2、3度走ったことのある道ですが、その時はいずれも軽井沢スタート。
まだ脚もフレッシュで、所々10%超の箇所もありますが、それほどきつくは感じなかったのですが・・・

10%超は壁のように感じるし、こんなに長かったっけ?とその時とのあまりの違いに愕然。
何とか10km/hをキープしてようやく峰の茶屋に到着。

今回の高低差のグラフ。なかなか”壮観”です(笑)

時間があれば湯田中駅にある駅前温泉に入りたかったのですが、その余裕はなく同じく駅前の足湯で疲れた脚を癒しました。

あまりに気持ちよくてのんびりし過ぎて、電車の時間ギリギリになってしまいました。

慌てて輪行袋に自転車を入れて、出発30秒前に”長野行き特急ゆけむり号”に何とか飛び乗りました。
長野駅からは北陸新幹線”かがやき”
長野を出ると次は大宮、そして上野という最速タイプ。
行きは12時間以上掛かったのに、帰りは1時間20分!

そして19時過ぎに無事帰宅。
16時間に及ぶ、楽しいグランフォンドでした!
ほぼ売り切れてるこの脚で、ダメなのはわかっているのですが、一応、ツールド草津コースのタイムトライアル。

ちなみに4,5年前に大会に出た時は確か45分位でした。
50分位で上れれば・・・と思いながらスタート地点の天狗山スキー場前をいざスタート!

したものの、全然スピードが上がらず・・・100mも進まないうちに「これはダメだな」と観念(笑)
取りあえず1時間以内に目標を下方修正、36×25or28でケイデンスも上がらずのペダリングで何とか上っていきます。
途中の雄大な景色に息をのみ、
志賀高原のスキー場群を抜けて、長野電鉄の湯田中駅に到着!
走行距離252km、獲得標高3300mを何とか走り切りました。
だいぶ上ってきて、ゴール地点の草津白根レストハウスまであと数kmという所で、
酸欠で身体がしびれてきて、頭もフラフラしてきたのでたまらず小休止。
もうタイムのことはどうでも良くなって、先ほどの温泉まんじゅうを補給し、
息を整えて再スタート。
浅間山もはっきり見えました。


ここからは北軽井沢を抜け、群馬県の大津まで約20kmのダウンヒル。
ウィンドブレーカーを携帯していますが、気温もだいぶ上昇しており、着用せずに下れました。

気持ちの良いダウンヒルを終えて、いよいよ”超級カテゴリー”渋峠までの30kmの上りです。

先ほどの峰の茶屋で脚もかなり消耗。
こんなんで大丈夫なのか?と、若干の不安・・・どころか”かなり”の不安でしたが、ここまで来たら行くしかない!

覚悟を決めて上り始めました。

ここでも10%超が現れ、時速はもう1桁・・・

それでも何とか粘って草津温泉に到着。
安中まで18号バイパスを通って、そこからは旧中山道で松井田まで進みました。
交通量も少なく、昔ながらの間口の広い建物や蔵、杉並木があったりしてなかなか
見どころがあり飽きない道でした。

立派な高崎市役所前を通り過ぎ、国道18号に入りました。
中山道坂本宿を抜けて、まず最初の山場「碓氷峠」。
何度か走ったことがあり、それほどきつい峠ではないのですが、
上野を出発してここまで約140kmずっと向かい風で脚を削られ、しかも大型サドルバッグに輪行袋も携行し重量増。

まだまだ先は長いのでギアを軽くして、なるべく脚を温存しながら184のカーブを上っていきました。

幸いなことに山の中は風がなく、日陰もたくさんあり、車も少なくで、とても走りやすかったです。
ここもあらかじめ寄ろうと決めていた温泉まんじゅうの「本家ちちや」

つぶあんの茶まんじゅうと二色あんの入った二色あんまんじゅうを購入。
1個は食べもう1個は補給食用にポケットに入れ上りの続きです。
輪行袋はオーストリッチの最軽量「SL-100輪行袋」をサドルに付け、
リクセンカウルのコントアーSF(容量:4L)に着替え、ウィンドブレーカー、タオル、輪行用のエンド金具を入れて
バックパックは背負わずに走ることが出来ました。

荷物の運搬、当初はバックパックも考えたのですが、200kmを超える距離となるとちょっとしんどい。
少しでもストレスを減らしたいので、こちらを選びましたが正解でした。
ダンシング時の自転車が必要以上に振られるかなとも思いましたが、
ほとんど違和感なく、ほぼストレスフリーでした。

ただ、荷物の量がだいぶ制約されるのでもう少し多くしたい場合は
同じくリクセンカウルのコントアーマグナム(容量:6L)がおすすめです。